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周遊きっぷ 2013

2013年01月29日 08:15

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JRの隠れた格安きっぷが、周遊きっぷです。

※周遊きっぷは2013年3月31日を以て発売は終了しました。

周遊きっぷの基礎知識
周遊きっぷは、日本各地のフリー切符と、往復の乗車券がセットになったものです。最も人気があるのが「東京ゾーン」です。地方から東京に来て数日滞在し、電車に乗ってあちこち訪れる、という場合には安くて便利です。

周遊きっぷは「ゾーン券」と「ゆき券」と「かえり券」がセットで販売されます。「ゾーン券」がフリーきっぷ、「ゆき券」と「かえり券」は往復の乗車券と考えて頂いて構いません。「ゆき」「かえり」の距離はそれぞれ201キロ以上必要です。

きっぷの特徴を簡単に説明すると、以下のようになります。

・「ゆき券」+「ゾーン券」+「かえり券」のセット販売
・「ゆき券」と「かえり券」は通常の乗車券のようなもので、201キロ以上必要。
・「ゆき券」と「かえり券」は普通運賃の2割引(東海道新幹線区間のみ利用の場合は5%引き)
・「ゾーン券」は北海道、九州、東京、京阪神、福岡などに設定されている。
・「ゾーン券」のエリア内では、JR線の普通、特急などが乗り放題。
・「ゾーン券」の値段は地域により異なる。「東京ゾーン」4000円、「福岡ゾーン」4500円など。
・「ゾーン券」の有効期限は原則5日。
・北海道、四国、九州に訪れる場合のみ、「ゆき」または「かえり」を飛行機にすることができる。この場合、「ゆき券」または「かえり券」のどちらかは不要。

たとえば、東京ゾーンは、大宮、取手、蘇我(千葉)、大船、高尾に囲まれた東京近郊で、そのエリアでJR線やりんかい線などが乗り放題です。仙台から東京に来る場合を例に取ると、「ゆき券」「かえり券」が各4360円、「ゾーン券」が4000円。それに新幹線の往復で指定席特急券が片道4810円。4360円×2+4000円+4810円×2=22340円となります。普通に東京までの新幹線で往復した場合は21180円ですから、東京近郊で1160円分電車に乗れば元が取れる計算です。東京に数日滞在すれば、そのくらいの電車賃はすぐかかりますから、周遊きっぷのほうがお得、ということになります。


周遊きっぷのとっておき旅行術
では、周遊きっぷでおすすめのゾーンをご紹介しましょう。

◎札幌・道南ゾーン(9000円)
ゾーンが中小国(青森県)から札幌間ですので、中小国~札幌間が特急乗り放題です。東京発の場合は、「ゆき券」「かえり券」各7890円×2+ゾーン券9000円+新幹線と乗継特急券片道(東京~中小国)7000円×2=38780円で東京札幌を「新幹線と特急」で往復できます。「北海道&東日本パス」に較べれば高いですが、「東京~札幌往復38780円」は、飛行機に較べれば格安。ちなみに、東京~札幌は約9時間半かかります。東京8時56分に出て、札幌18時35分着。

◎東京ゾーン(4000円)
周遊きっぷ一番の人気ゾーン。千葉、さいたま、横浜の首都圏3県庁所在地をカバーしています。これらの方面へ行く場合は、じゅうぶん元が取れます。

◎京阪神ゾーン(3700円)
神戸から洲本までのバスもゾーンに含まれていますので、淡路島に行くならお得。また、京阪神間のJRは意外と高いので(京都~三宮1050円)、ゾーン券代を取り戻すのはわりと簡単です。

◎福岡ゾーン(4500円)
フリー区間が福岡県全域をほぼ網羅していて広い。東京から訪れる場合、新幹線を使えば東海道新幹線も2割引になる。

周遊きっぷの弱点
周遊きっぷの弱点は、東海道新幹線の割引率が5%しかない、という点です。このため、東京・大阪間などでは、周遊きっぷを使うメリットはほとんどありません。ただし、片道601キロ以上使う場合は、東海道新幹線も2割引になりますので、西明石以西から東京に行く場合などはメリットがあります。新幹線のエントリで説明しましたとおり、新幹線にはあまり格安きっぷがありませんから、運賃2割引は大きなメリットです。

周遊きっぷは、「ゾーン券のエリアで数日電車に乗る」場合には格安といえるきっぷですが、単に都市と都市を単純往復する場合は、価格面でのメリットはほとんどありませんし、高くつくことのほうが多いです。そのため、旅行目的によっては格安なきっぷ、といえるでしょう。上手に使えば、激安旅行をすることもできますから、旅人次第、ということでしょうか。

周遊きっぷはルールが複雑なため、JRグループでも積極的に販売している会社はありません。そのためか、ホームページを見ても掲載すらされていない場合もあります。購入前に、時刻表などでルールをきちんと理解した上で購入しましょう。

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