近鉄内部線・八王子線が廃止も。跡地にBRT運行計画が浮上

2012年08月23日 09:58

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近鉄は8月21日、赤字が続く内部線・八王子線について、鉄路を廃止し、バス専用道として運用する方針を示しました。線路を撤去、舗装してバスを運行させるバス高速輸送システム(BRT)方式を想定しています。この日の記者会見で明らかになりました。

全国軽便鉄道

近鉄によると、黒字路線で赤字路線を支えるのは難しく、持続可能な形態としてBRTを進めたいとのこと。BRTは都市部でのバスを利用した中量公共輸送システムです。現在のレールを撤去し、跡地を舗装してバス専用道を設け、電車の代わりにバスを走らせます。欧米などでは一般的で、日本でもJR東日本が震災被災路線の一時的な代替システムとして導入を決めています。

内部・八王子線はここ数年、年間約3億円の赤字ですが、BRT化によって黒字化が見込めるとのこと。運賃や輸送力も現状を維持できるそうです。ただ、初期工事費用やバス車両代など25億~30億円程度の負担が必要で、これは行政に求めていくということです。

両線は近鉄四日市駅を起点に同市内を走り総延長は約7キロのナローゲージとして知られています。

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